ここでは、具体的に、以下のようなパターンを考えてみましょう。
例えば、当年1月1日時点で全従業員100人(うち新卒10人)の会社から1年間で新卒2人を含む従業員が10人退職した場合、離職率は以下のように計算できます。
<全従業員の1年以内の離職率=厚生労働省の計算式>
離職率=離職人数÷全従業員数×100 =10人÷100人×100 =10%
このような場合、厚生労働省の定義する考え方で計算すると、 離職率10% と算出することができます。
新入社員だけで計算すると、以下のようになります。
<新入社員の1年以内の離職率>
離職率=新卒の離職人数÷新卒の従業員数×100 =2人÷10人×100 =20%
このような場合、厚生労働省の定義する考え方で計算すると、 離職率10% と算出することができます。
新入社員だけで計算すると、以下のようになります。
<新入社員の3年以内の離職率>
よく新卒は入社3年以内に3割が辞めてしまうと言われます。3年以内に辞めてしまう新卒社員の離職率は、応募学生にとって重要な数値です。
例えば、毎年10人新卒採用で入社し、2年前:4名、昨年:3名、今年:2名 の退職者があったとします。
すると、入社3年以内で辞めてしまう新卒者の離職率は、次のように計算されることが多いです。
離職率=3年間の新卒離職人数計÷3年間の新卒の入社数計×100 =(4+3+2)人÷(10×3)人×100 =30%
ただし、前述のように離職率に明確な定義、計算方法の決まりはないので、どんな式で計算されているのかを確認する必用があることを重ねてお伝えいたします。