心理的安全性が高い職場とは
心理的安全性が高い職場とはどのようなことを指すのでしょうか。
石井 遼介著 心理的安全性のつくりかた によると心理的安全性が高く、しかし仕事の基準が低い職場は「ぬるい職場」であると感じられ、仕事をしていても、充足感を感じることがないということが言われています。

職場での心理的安全性が低い状態であると、「言ったもの負け」の状態になり、例えば部下が課題をみつけて、このようにしたらよいのではという提案があった際に、上司からじゃあそのようにやっておいて、と言われ、せっかくチームのためによかれと思ったことが、褒められもせず、仕事だけが増える…という状況を生み出します。このようなことを経験すると、部下は「余計なことを言わないでおこう…」と考えて、よい案があっても言わなくなります。
また仕事で求められる基準が高く、それに対して罰でコントロールされるような職場では、心理的安全性が低く、「きつい職場」であると捉えられてしまいます。いずれ仕事を辞めたいという気持ちにつながっていきます。
心理的安全性が高く、仕事の基準も高いチームでは、実は「衝突(コンフリクト)」が多くなり、業績にはプラスになると言われています。
衝突(コンフリクト)には、3種類あり
- 人間関係
- タスク(意見)
- プロセス
において、衝突することがあります。
心理的安全性が担保されている状況では、この2.タスク(意見)のコンフリクトだけは、業績にプラスの影響があるという研究結果があります。
この状況にあることが、チームのパフォーマンスと創造性が向上し、離職率が低く、収益性が高く、多様なアイデアを効果的に活用することができるとされています。率直な意見が健全に、活発に交わされ仕事に力を注げるチームが心理的安全性が高いチームといえるようです。
では、心理的安全性が高い職場はどのように実現すればよいのでしょうか。